令和4年 相東っ子 日誌

戦後77年 平和への願い

終戦から77年となり、15日は全国戦没者追悼式が東京で行われました。

また、これに先立ち、7日は広島・9日は長崎では平和祈念式典が営まれました。

今年ほど、戦争への恐れを、平和の尊さを感じる年はありません。

広島の式典では、小学6年生が「平和の誓い」でつぎのように述べていました。

『本当の強さとは、違いを認め相手を受け入れること、思いやりの心をもち相手を理解しようとすること。本当の強さを持てば戦争は起こらない。』

子どもたちにはこの夏、戦争や平和について、少しでも考えてほしいと願います。

私たち教員は日々の教育活動の中で、子どもたちに平和の大切さを考えさせ、未来につなげていかなくてはなりません。

本校の図書館にアンパンマンの作者「やなせたかし」さんの書いた戦争にまつわる本があります。

自身の戦争体験や、戦死した海軍特攻隊の弟のことが書かれた本です。

愛と勇気をもって、自分の顔を食べさせて、みんなを救う「アンパンマン」は、こんな体験からうまれたのです。

やなせさんも弟さんも亡くなってしまいましたが、空の上からどんな気持ちで現在の世界を見ているでしょうか。