相東っ子 日誌

安全・安心・おいしい給食のために

1学期の給食も今日を含めて、あと3回となりました。

今日は毎日、美味しい給食を作っている給食室に入り見学してきました。

給食室に入るためには、検便等による身体検査や消毒作業が必要で、その手続きを踏んだうえでの入室です。

【安全・安心のために】

入室前は一人ひとり専用の爪ブラシを使い丁寧に手指を洗浄します。

 

【きゅうりの香り漬け】

座間産きゅうりを200本といんげんを生姜でいため、しょう油に漬け込みます。

まず、3槽のシンクで3回丁寧に洗い、汚れ・虫・雑菌等が無いように準備します。

 

輪切りにしてインゲンと一緒に炒め、しょうゆ等で味付けします。

 

殺菌対策として必ず90度以上の熱処理をし、温度計で確認します。

火を止め、ごまを振りかけ、少し窯の中で漬けてから、食缶に配食します。

 

【夏野菜カレー】

まずは、「ルー」を作ります。マーガリン・玉ねぎ・小麦粉・白いんげんピューレ・チャツネ・ブイヨン等で丁寧に丁寧に仕上げていきます

 

 

 つぎは3回洗った具材(玉ねぎ・人参・じゃがいも・茄子・かぼちゃ) を切り炒め、煮ていきます。

 

玉ねぎはしっかり炒め甘味を出し、なすや下茹でしたカボチャは仕上がり寸前に軽く火を通します。それぞれの具材が美味しくなる煮方を計算をして調理します。

いつも「子どもたちのために美味しくなあれ~!」と念じながら大釜を混ぜるそうです。

食中毒等の万が一に備え、できた給食は釜ごとに2週間冷凍保存します。

 

「夏野菜カレーライス・きゅうりの香り漬け」完成です!

【片づけ】

作るそばから、どんどん手際よく片付け、釜やシンク・かごなどがみるみる綺麗になりました。

 

作業ごとに手袋やエプロンも使い分け、事故や怪我が起きないよう注意しています。

 

安全・安心のための努力と、美味しさへのこだわりのある工夫をたっぷり見学してきました。

650食の給食のため、毎日たゆまずこの作業を続けています。

栄養士さん調理員さんのこのような努力や工夫があって、毎日の給食がいただけることに感謝です。